※注意!
本作業におけるすべてが非公式のものです。
これによる故障、障害は自己責任でご対応ください。
Atmosphère 1.10.1対応|Teslaは動くのにEdiZonだけ落ちる場合
Nintendo SwitchでCFW(Atmosphère)を導入し、
Tesla Menuまでは正常に起動するのに EdiZonを選択すると再起動してしまう というトラブルが、
Atmosphère 1.10.1以降で非常に多発しています。
本記事では、実際に寄せられた質問をもとに
原因・正しい構成・具体的な解決手順を初心者向けに解説します。
よくある症状
- Atmosphère 1.10.1 を初めて導入
- ゲーム起動後、Tesla Menuは正常に表示される
- EdiZonを選択すると 即クラッシュ → Switchが再起動
- EdiZonのバージョン表示が
v1.0.14-78688a1 となっていて不安になる
結論:原因はほぼ「バージョン不整合」か「旧ファイル残り」
Teslaが表示できている時点で、
- Atmosphèreの導入自体は成功
- ovlloaderも最低限は動作している
という状態です。
しかし EdiZon Overlayは非常にシビアで、
以下のどれか1つでも当てはまると高確率でクラッシュします。
主な原因
① Tesla関連モジュールのバージョン不整合
Atmosphère 1.10.1 に対して、
- Tesla Menu
- nx-ovlloader
- ovlSysmodules
のどれかが古いと、EdiZonだけ落ちます。
② EdiZon Overlay と EdiZon本体(sysmodule版)の混在
これが 一番多い原因 です。
- Overlay版 → Tesla用(必要)
- sysmodule版 → 常駐型(Atmosphère 1.10.1では不要)
👉 両方入っていると確実にクラッシュします
③ 旧Atmosphère環境の残骸ファイル
以前の導入例を参考にしていると、
- 使われなくなったIDのsysmodule
- 古い設定ファイル
がSDカードに残り、起動時に衝突します。
「v1.0.14-78688a1」は異常ではない
質問でよく挙がるこの表記ですが、
- v1.0.14 → 正式バージョン
- 78688a1 → GitHubのコミットID
という意味です。
👉 改造版・不具合・偽物ではありません
表示としては正常です。
解決方法(この手順で9割解決)
① まずは完全に削除する(重要)
SDカードから以下を すべて削除 してください。
/switch/EdiZon/
/switch/.overlays/EdiZon.ovl
/atmosphere/contents/00FF0000636F6E74
/atmosphere/contents/420000000007E51A
※ .overlays フォルダは 隠しフォルダ なので注意
② Atmosphère 1.10.1対応の最新版だけを入れ直す
入れるものは これだけ です。
- Tesla Menu(最新版)
- nx-ovlloader(最新版)
- ovlSysmodules(最新版)
- EdiZon Overlay(Overlay版のみ)
❌ EdiZon 本体(sysmodule版)は 入れない
③ 配置確認(特に重要)
/switch/.overlays/EdiZon.ovl
この場所に EdiZon.ovl があることを必ず確認してください。
④ Switchを完全に電源OFF → 再起動
- スリープでは不可
- 電源オプションから 完全にOFF
それでもダメな場合
- Tesla / ovlloader / ovlSysmodules のどれかが古い
- Atmosphèreのみ更新して他を更新していない
というケースがほとんどです。
👉 必ず3点セットで最新版に更新してください。
まとめ
- Teslaが動いてEdiZonだけ落ちるのは珍しくない
- 原因の9割は「旧ファイル残り」か「混在」
- Atmosphère 1.10.1では Overlay版EdiZonのみ使用
- v1.0.14-78688a1 表記は正常