カブアンドが実施した最新のキャンペーン「モバイルとウォーターのサービスを今申し込んでくださった方に株引換券をプレゼント」が、既存ユーザーの間で波紋を呼んでいます。キャンペーンの背景には新規ユーザー獲得の意図がありましたが、初期からカブアンドを支えてきたユーザーからは「既存ユーザーへの配慮が足りない」との声が挙がっています。
キャンペーンの背景
2025年1月に実施されたカブアンドの利用者アンケートでは、サービスに興味を持ちながらも申し込みを躊躇する人が一定数いることが判明しました。これを受けて、サービスへの参加を促すためのキャンペーンとして、今回の株引換券プレゼントが企画されました。
カブアンドのビジョンである“国民総株主”の実現には、多くの利用者を巻き込むことが重要です。利用者が増えれば増えるほど、サービス全体の利益が向上し、それが株主である利用者に還元される仕組みとなっています。そのため、今回のキャンペーンは全体の成長を目指したものでした。
既存ユーザーの反応
しかし、すでにカブアンドのサービスを利用しているユーザーからは不満の声が噴出。
- 「初期ユーザーへの特典が全く考慮されていない」
- 「これでは初期にサービスを支えた意味がない」
- 「特典の平等性に欠ける」
といった声が、SNSやカブアンドの問い合わせ窓口に寄せられています。
カブアンドの対応
こうした反応を受け、カブアンド代表の前澤氏は公式ブログで次のように謝罪と説明を行いました。
- 初期ユーザーへの感謝を表明。
- キャンペーンの背景と目的を詳細に説明。
- 既存ユーザー向けの特典やキャンペーンを検討中であることを発表。
具体的には、古くからの利用者に対して株引換券や特別な株主限定特典を提供する案が検討されています。また、キャンペーン特典を株引換券に限定せず、キャッシュバックや割引も視野に入れることで公平性を高める方針です。
今後の課題と展望
カブアンドが掲げる“国民総株主”の実現には、既存ユーザーの信頼を維持しつつ、新規ユーザーを獲得するバランスが必要不可欠です。今回の事例から得られる教訓は、特典設計における配慮の重要性でしょう。
一方で、前澤氏はブログの最後に「既存ユーザーも新規ユーザーも満足できるサービスを目指していく」と力強く述べており、今後の対応に注目が集まります。
まとめ
個人としては、初回から4000枚というのは多すぎるのではないか?とは思ってしまいますね。
初回から登録してくれてる人には後で、サービスサービス♪とか入っているが・・・
初回から入っていても、現時点で1000枚程度しかもらっていないのに。
後から入ってきている人に4倍の差がすでに出ている点はどうやってカバーしていくのか?
今回のキャンペーンは、サービス成長のための試みであったものの、既存ユーザーへの配慮不足が浮き彫りとなりました。カブアンドがどのように信頼を回復し、さらなる成長を遂げるのか。引き続き注目していきたいところです。
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