
冬場に多いトラブルとして、
暖房中に突然エアコンが止まる
「ピッ」「ピッピッ」と音が鳴る
リモコンの表示は消えない
といった症状に不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、多くの場合は故障ではありません。
TOSHIBA(東芝)エアコン特有の「正常動作」であるケースがほとんどです。
本記事では、
- 考えられる原因
- 見分け方
- 今すぐできる対処法
- 修理が必要なケース
を分かりやすく解説します。
一番多い原因|霜取り運転(デフロスト運転)


霜取り運転とは?
外気温が低いと、室外機に霜が付着します。
この霜を溶かすために、エアコンは自動で「霜取り運転」を行います。
よくある症状
- 暖房が突然止まる
- 「ピッ」または「ピッピッ」と音が鳴る
- 風が出なくなる
- リモコン表示はそのまま
- 5〜15分ほどで自動復帰
👉 これは完全に正常動作です。
次に多い原因|室外機の保護停止


以下の状況では、安全のため一時停止します。
- 室外機が雪に埋もれている
- 吸気口・吹き出し口が霜で塞がれている
- 外気温が極端に低い(0℃以下)
この場合も、
- 一時停止
- ピッ音
- 条件が改善すると自動再開
となります。
見落としがち|フィルター詰まり


フィルターが汚れていると、
- 風量不足
- 暖房効率低下
- 内部温度上昇
- 保護停止
が起こることがあります。
👉 月1回のフィルター掃除がおすすめです。
注意|修理が必要な可能性があるケース
以下に当てはまる場合は、故障の可能性があります。
- ❌ 数分で何度も止まる
- ❌ 30分以上復帰しない
- ❌ 毎回同じ回数のピッピッ音
- ❌ 本体ランプが点滅している
- ❌ エラーコード(H・Eなど)が表示される
この場合は、機種ごとのエラー診断が必要です。
今すぐできるセルフチェック
- 停止してから 何分で再開するか
- ピッ音の回数(1回?2回?)
- 室外機に霜・雪・障害物がないか
- フィルターが汚れていないか
これだけでも、
正常動作か・異常かの判断がほぼ可能です。
まとめ|ほとんどは「故障ではない」
| 症状 | 判断 |
|---|---|
| 数分〜15分で再開 | 正常(霜取り) |
| 冬だけ起きる | 正常の可能性大 |
| エラー表示あり | 要点検 |
| 長時間停止 | 要修理 |
不安な場合は、**機種名(RAS-〇〇)**を控えてメーカーサポートに問い合わせましょう。


コメント