パソコンで動画サイトを閲覧していたところ、
突然「ウイルスに感染しました」「マイクロソフトがどうこう」といった
非常に不安をあおる警告画面が表示されました。
画面には
「今すぐここに電話してください」
という案内があり、焦ってしまい、指示された番号に電話をかけてしまいました。
電話してみると違和感が…
電話をかけると、
少し片言の日本語が聞こえてきて「これは怪しい」と直感。
すぐに通話を切断しました。
その後、2回ほど着信がありましたが、すぐに着信拒否設定を行い、
パソコンをシャットダウン。
再起動すると、警告画面は消え、元の画面に戻りました。
「これって…まずい状況？」
と不安になり、質問をした、という流れです。
結論：ほとんどの場合「大丈夫」
結論から言うと、以下に当てはまるなら深刻な被害の可能性は低いです。
✔ 大丈夫なケース
- クレジットカード情報を伝えていない
- 言われるがままにソフトウェアをインストールしていない
- 遠隔操作（リモート操作）を許可していない
この条件を満たしていれば、
よくある 「サポート詐欺」系の偽警告である可能性が非常に高いです。
もし該当していたら注意が必要なケース
逆に、以下に当てはまる場合は早急な対応が必要です。
⚠ 注意が必要なケース
- クレジットカード番号を伝えた
- 指示されたソフトをインストールした
- 画面共有・遠隔操作を許可してしまった
取るべき対応
- クレジットカード会社に連絡し 利用停止・再発行
- インストールした不審なソフトをアンインストール
- 不安が残る場合は
- システムの復元
- 初期化（リカバリー）
- 着信拒否・迷惑電話設定の継続
なぜこんな画面が出るのか？
この手の警告は、
- ブラウザの通知機能
- 悪意のある広告
- 偽のセキュリティ警告ページ
などを利用して表示されます。
実際にウイルス感染していないケースがほとんどで、
「焦らせて電話をさせる」のが目的です。
今後同じ目に遭わないための対策
- 警告画面が出ても 電話しない
- ブラウザは強制終了（Alt＋F4 など）
- 不審な通知はブラウザ設定から無効化
- セキュリティソフトは公式のもののみ利用
まとめ
- 突然の警告画面はほぼ詐欺
- 電話しただけで被害が出ることは稀
- 情報入力・ソフト導入がなければ基本的に問題なし
- 冷静にシャットダウン＆設定確認が最優先
突然こういう画面が出ると誰でも焦ります。
でも、落ち着いて対応すれば被害は防げます。
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