【AG03MK2】歌うとBGMが消える「ポン」現象の原因と対策(iPhone/Android)

PC・周辺機器

症状(今回のケース)

接続はこう👇

  • iPhone 15(USB-C)→ AG03MK2(USB-C)
  • AG03MK2に コンデンサマイク(XLR)+ ヘッドホン
  • 歌アプリで使用

起きている現象:

  • 曲が流れている間は、ヘッドホンからBGMが普通に聴こえる
  • でも歌い始めると2〜3秒で 「ポン」(接続が切れた/変わったような音)
  • その直後、BGMが聴こえなくなる
  • ただし、マイク入力はアプリ側で反応している
  • 歌わずにしばらくすると、また 「ポン」 と鳴ってBGMが戻る

これ、かなり典型的に「スマホ側で“音の出力先(音声ルート)”が切り替わっている」パターンです。


結論:原因はだいたいこの3つ(濃厚順)

① アプリが“通話モード/ボイスチャット系”の音声動作に切り替えている(最有力)

YAMAHA公式マニュアルでも、iPhone/iPadで“ボイスチャット系”のアプリを使うと、USB接続していても本機の音が聴こえない場合があると明記されています。
その場合は 3.5mmの4極(TRRS)ケーブルで接続が必要という扱いです。

歌アプリでも、録音開始時に内部的に“通話っぽいモード(エコーキャンセル/AGC等)”へ切り替える作りだと、まさにこれが起きます。
「歌い始めた瞬間だけ」「ポン」「無音」「放置で復帰」が揃うなら、まず疑うべきはここ。


② 電源(給電)が安定していなくて、録音開始の瞬間に瞬断している

AG03MK2は電源要件が 5V / 900mA(仕様)です。
さらにユーザーガイドでは、iPhone/Androidで使うときは外部電源が必要で、少なくとも5V/1A出力の電源(USB電源アダプタやモバイルバッテリー)が必要と説明されています。

録音開始(歌い始め)で負荷や動作条件が変わる瞬間だけ、不安定な給電だと「ポン→無音→復帰」に繋がりやすいです。


③ USB接続そのものがアプリ/端末と相性が悪い(特にAndroidは“USB入力不可”の注意あり)

Androidは公式ガイド上、**USB経由でこの製品の音声を入力できない(=TRRSが必要)**という注意が明記されています。
また、ライブGOGO側も「Androidは前面USB接続が使えずAUX(=4極)を使う」と説明しています。

iPhone 15はUSB-Cなので状況は少し違いますが、アプリが通話系モードに入る場合はiPhoneでもTRRSが安定解になりがちです。


まずはこれだけ:最短チェック(3分で切り分け)

✅ チェック1:別アプリで同じ現象が出るか

  • ボイスメモや**カメラ動画撮影(音声付き)**で歌ってみる
    • そこで安定 → “その歌アプリ相性”が濃厚
    • そこでも落ちる → 給電/ケーブル/接続の問題が濃厚

✅ チェック2:AG03MK2に外部電源(5V/1A以上)を入れているか

ユーザーガイド上、スマホ利用では外部電源が前提です。
(「Type-Cで給電してるつもり」でも、挿す場所や電源品質で不安定なことがあります)


対策:iPhone 15 編(おすすめ順)

対策A:外部電源を“確実に”入れる(必須級)

  • 5V/1A以上のUSB電源アダプタ or モバイルバッテリーを用意
  • AG03MK2は 5V DC(USB-C)電源入力があるので、そこに安定電源を入れる(仕様上5V/900mA)
  • iPhone 15 ↔ AG03MK2のUSB接続は、できれば 短くて品質の良いデータ対応ケーブルにする(充電できても通信が弱いケーブルがある)

👉5V/1A以上アダプタ


対策B:歌アプリが“通話モード化”するなら、TRRS接続に切り替える(いちばん効く)

YAMAHA公式は、特定の用途(ボイスチャット系)では USB接続だと音が聴こえない→TRRSが必要と明確に案内しています。

iPhone 15でTRRS接続する構成(安定)

iPhone15(USB-C)
   ↓(USB-C→3.5mm変換 ※マイク対応)
3.5mm 4極(TRRS)ケーブル
   ↓
AG03MK2 前面のスマホ入出力 [AUX](4極)
   ↓
ヘッドホンはAG03MK2へ / マイクはCH1へ

ポイント:

  • AG03MK2のスマホ端子は CTIA規格の4極対応
  • 4極でも規格が違うと不具合が出ます(CTIA/OMTP)。CTIAはiPhone系の標準として説明されています。
  • 「4極じゃない(3極TRS/2極TS)」だと不可。ユーザーガイドも“4極を使え”と明確に注意しています。

👉USB-C→3.5mm変換

👉3.5mmの“4極”プラグ


対策C:アプリ設定で“通話系処理”をOFF

アプリ側に項目があるなら以下をOFF(名称はアプリにより差あり):

  • エコーキャンセル
  • ノイズ抑制
  • 自動音量調整(AGC)
  • “通話モード”“ボイス処理”

これで「録音開始時のルート切替」が起きなくなる場合があります。


対策:Android 編(重要:USB入力できない前提のケースあり)

Androidは、公式ガイドで **「USBでは本機の音声を入力できない。TRRSで接続する」**と明記されています。
ライブGOGOも同様に、AndroidはAUX(4極)で繋ぐ説明です。

Androidの基本構成(TRRS推奨)

Android
  ↓(3.5mm端子 or USB-C→3.5mm変換)
3.5mm 4極(TRRS)ケーブル(CTIA推奨)
  ↓
AG03MK2 前面スマホ入出力 [AUX]
  • イヤホンジャックが無いAndroidは 変換アダプタが必要(ライブGOGOでも説明)
  • TRRSは規格があり、CTIA/OMTP違いで「マイクが入らない/認識しない」ことがあります
  • AG03MK2側はCTIA対応の説明があります

👉USB-C→3.5mm変換

👉3.5mmの“4極”プラグ


TRRSとは?無いと何がダメ?

TRRS=3.5mmの“4極”プラグのこと(リングが3本あるやつ)。
L/R(ステレオ)に加えて、マイクの信号も同じケーブルでやり取りできるのが特徴です。

  • TRS(3極):音(L/R/GND)だけ → “マイク線が無い”
  • TRRS(4極):音(L/R)+マイク+GND → スマホ用の入出力が成立

だから、スマホ入出力(AG03MK2の[P])で安定させたいならTRRSが必須になります。
さらにCTIA/OMTPの違いで「マイクとGNDの位置」が入れ替わるので、規格違いだと不調になります。


よくある落とし穴(ここで詰まりやすい)

1) 4極変換ケーブルや“通話ボタン付きイヤホン”で動作が変わる

YAMAHAの仕様ページでも、変換ケーブル使用時や通話/ミュートボタン付きイヤホンだと ピン配列の違い等で使えない場合があると注意があります。

2) AG03MK2の「スマホ入出力」と「ヘッドホン出力」は同時不可の組み合わせがある

仕様上、出力端子は同時不可条件があります(ヘッドセット系とヘッドホン端子など)。
接続を変えたら「どこに挿すか」を固定してテストするのがコツ。


まとめ:あなたの症状の“最短解”

iPhone15 × AG03MK2で「歌い始めにポン→BGM無音→放置で復帰」は、

  1. 外部電源を5V/1A以上で安定化(必須級)
  2. それでもダメなら、アプリが通話モード化している可能性が高いので
    USBではなくTRRS(4極)で[P]へ接続が最も成功率が高い

FAQ(絵文字付き)

Q. 🎧「曲は聴こえるのに歌うと消える」のはAG03MK2故障?
A. 故障より先に、アプリの音声モード切替(通話系)や給電不足/瞬断を疑うのが定石です。公式も用途によってTRRS接続が必要と案内しています。

Q. 🔌 電源はどのくらい必要?
A. 仕様は 5V/900mA。スマホ利用では 5V/1A以上の外部電源が推奨されています。

Q. 🎙️ TRRSじゃない(3極)ケーブルだと?
A. スマホ入出力が成立せず、安定運用できません。4極(TRRS)を使う注意が明記されています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました