Keychron×ギズモード共同開発「Nape Pro」とは?ホームポジションから世界が広がる新世代トラックボール

雑記記事

Nape Proとは?ざっくり概要

「Nape Pro(ネイプ プロ)」は、香港発の人気キーボードブランド Keychron と、テックメディア ギズモード・ジャパン が共同開発している小型トラックボールデバイスです。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)

もともとはギズモード編集部・綱藤さんが個人プロジェクトとして設計した自作トラックボール「Nape」がベースになっており、自作キーボード界隈で話題になっていたアイデアが、ついに公式プロダクトとして製品化される──という流れになっています。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)

最大の特徴は、キーボードのホームポジションから手をほとんど動かさずにカーソル操作ができること。一般的なマウスのように腕全体を振る必要がないため、手首や肩への負担軽減が期待できる“エルゴノミクス志向”のガジェットです。note(ノート)


クラファンはいつから?どこで買える?

2025年11月18日時点の公式情報では、Nape Proは以下の形でクラウドファンディング開始予定と案内されています。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1

  • 販売形態:クラウドファンディング
  • 開始日:2025年11月20日(木)21時〜
  • プラットフォーム:ギズモードが立ち上げるオンラインストア「GIZMART」内プロジェクトとして、クラファンプラットフォーム「CoSTORY」を利用
  • 製品名:Keychron Nape Pro

価格やリターン(支援コースの詳細)については、クラファン開始と同時に公開される予定とされています。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1


Nape Pro誕生の背景:自作トラボから正式プロダクトへ

元になったのは自作デバイス「Nape」

  • 綱藤さんが「自分が本当に使いたい入力デバイス」を目指して設計したのが、初代「Nape」。
  • 小さめのトラックボール+3つのボタンというシンプル構成で、キーボードの前や下に配置しやすいロングバー形状。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)
  • 角度を縦・横・ナナメと自由に置き替えられるため、机の広さや姿勢に合わせたレイアウトが可能。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)

この個人プロジェクトが自作キーボード界隈で注目され、Keychronとギズモードの目に留まったことで、「Nape Pro」として正式な製品企画へとスケールアップしていきました。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1

Keychronとのコラボでどう変わった?


現時点で判明している主な仕様・特徴

ギズモードの続報記事などから、2025年10〜11月時点で公開されている仕様を整理します。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1

ハードウェア・外観

接続方式

  • Bluetooth
  • 2.4GHzワイヤレス(ドングル)
  • 有線接続(USB)

の3方式に対応する切り替えスイッチを搭載予定。自宅・職場・持ち運びなど、シーンに応じて柔軟に使い分けられます。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)

ファームウェア・カスタマイズ性


どんな使い方が想定されているのか?

1. キーボード手前に置いて「ホームポジション操作」

Nape Proのコンセプトは、「ホームポジションから世界が広がる」 というイメージ。
スペースバーの手前に細長いバー状のNape Proを置くことで、ASDF/JKL;のホームポジションから指先だけでカーソル・クリック・スクロールまで完結させる使い方が想定されています。note(ノート)

  • 指を軽く伸ばしてボールを転がす
  • 親指や小指でボタンを押す
  • 回転リングでスクロール

といった一連の動作が、ほぼキーボード上の手の位置から完結するのがポイントです。

2. ノートPCや小さいデスクとの相性も◎

通常のマウスは「マウスを動かすスペース」が必要ですが、トラックボールは本体が動かないため、狭いデスク・カフェの小さいテーブル・膝上作業などでも快適に使えるのが強み。note(ノート)

Nape Proは横幅の細長いスティック形状なので、

  • ノートPCの前面にぴったり置く
  • テンキーレスキーボードと合わせて省スペース環境を作る

といったレイアウトも取りやすく、モバイルワーカーとの相性も良さそうです。

3. クリエイティブ用途でのショートカット集約

6つのプログラマブルボタン+リング+ホイールを備えているため、以下のようなショートカット集約デバイスとしても使えます。

  • 左手でキーボード、右手でNape Pro → 右手をショートカット専用に
  • 動画編集ソフトのタイムライン操作
  • Photoshop / Illustrator のツール切り替え
  • コーディングでのビルド・実行・コメントアウトなど

WebベースのUIでキーアサインを柔軟に変えられるので、ソフトごとのプロファイルを作って切り替える運用も現実的です。note(ノート)


トラックボールのメリットとNape Proの立ち位置

一般的なトラックボールのメリット

各種レビューや調査から、トラックボールは一般的なマウスと比べて以下のようなメリットが指摘されています。note(ノート)

  • 手首の左右の振りが減る → 腱鞘炎リスクの軽減
  • マウスパッド不要 → 狭いデスクやスタンディングデスクでも扱いやすい
  • “ボールを回す感覚”が楽しく、慣れると戻れない中毒性

ある記事では、デスクワーカーの約6割が手首や前腕に痛みを感じた経験がある一方で、トラックボール利用者では発生率がかなり低くなるというデータも紹介されています。note(ノート)

ロジクールやケンジントンとの違い

既存の有名どころとしては、

  • ロジクール MX ERGOERGO M575
  • ケンジントン Expert Mouse シリーズ

などがありますが、これらは

  • 手のひらで包む“ザ・トラックボールマウス”
  • デスク上にどっしり構えるスタイル

が中心です。

一方、Nape Proは

  • キーボードと組み合わせる前提の細長いバー形状
  • ホームポジションからほぼ動かない運指設計
  • 自作キーボード文化やオープンソースコミュニティとつながる思想

といった部分で、かなり“ニッチ寄りの尖ったコンセプト”を持ったトラックボールと言えます。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1


こんな人にNape Proは刺さる

1. キーボード中心のワークスタイルの人

  • テキスト入力が多いライター・エンジニア・ブロガー
  • ショートカット重視で作業スピードを上げたい人
  • 自作キーボードやKeychronキーボードを愛用している人

キーボード+ポインティングデバイスの一体運用を追求したい人にとって、Nape Proはかなり魅力的な選択肢になりそうです。

2. 腱鞘炎・肩こりに悩んでいるデスクワーカー

  • マウスの左右操作で手首が痛む
  • 肩こり・背中の張りがつらい
  • でもPC作業時間は減らせない……

といった人にとって、トラックボールは“必須の検討候補”。
その中でも、Nape Proは手の移動量そのものを減らすデザインのため、「マウス→トラックボール」以上の負担軽減が期待できます。note(ノート)

3. ガジェット好き・自作勢・オープンソース好き

  • 3Dプリンタで自作ケースを作りたい
  • 自作キーボードと合わせた唯一無二のデスク環境を作りたい
  • キーマップをとことん追い込んで最適化するのが好き

といった人にとって、ソースコードや3Dデータが公開予定という点は大きな魅力になります。note(ノート)


現時点での気になるポイント・注意点

  1. 価格はまだ未発表
  2. 量産前の仕様変更の可能性
  3. トラックボール自体に慣れが必要
    • 初めてのトラックボールの場合、数日〜1週間程度は“リハビリ期間”が必要になることが多いです。
  4. 実機レビューはこれから充実していく段階

まとめ:Nape Proは「ホームポジション派」の夢ガジェットかもしれない

Nape Proを一言で表すと、

「キーボードのホームポジションから手を離したくない人のための、コミュニティ発トラックボール」

という印象です。

  • Keychron × ギズモードという異色コラボ
  • 自作キーボード文化から生まれたコンセプト
  • ZMK+Web UI+オープンソースという“沼”要素満載の設計
  • ホームポジションから世界が広がる操作感

と、ガジェット好きの心をくすぐる要素がギュッと詰まっています。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1

クラウドファンディング開始は 2025年11月20日(木)21時〜
価格やリターン内容、量産版の最終仕様などは、公式のクラファンページ公開と同時に一気に明らかになっていくはずなので、気になる方は GIZMART/ギズモード公式Xアカウント をチェックしておくのがおすすめです。GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)+1

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