SSL/TLS証明書の有効期限が47日に短縮へ|いつから?(2026/2027/2029)と運用対策

IT・テクノロジー

システムエンジニアには頭を悩ます、ニュースがでました。
それは、公的な証明書の有効期限が年々短くなるということです。

これは、昨今のセキュリティ問題に対しての対策の一つとはなっていますが、
システムの運用者にとってはとても、頭を悩ますニュースとなっています。

SSL証明書の有効期限短縮の概要

  1. 提案の背景
    • SSL証明書の有効期間を短縮することで、セキュリティリスクを軽減し、最新の暗号技術を迅速に導入できる。
    • GoogleやAppleなど主要企業が主導する業界標準の取り組み。
  2. スケジュール
    • 2026年3月15日から段階的に有効期限を短縮。
    • 最終的には2029年3月15日最大47日となる予定。
    • ドメイン審査情報(DCV)の再利用期間も未定ではあるながらに10日に短縮。
日付最大有効期間DCV再利用期間
2026年3月15日200日200日
2027年3月15日100日100日
2029/3/15以降45~47日45~47日
未定10日

有効期間短縮によるメリット

  • セキュリティ強化:有効期間が短いことで、証明書の漏洩リスクやアルゴリズムの脆弱性を最小化。
  • 運用上の安定性:期限切れや誤発行によるセキュリティ事故を防止。

管理者が直面する課題

  • 頻繁な更新作業が必要になるため、手動管理の負担が増大。
  • 複数の有効期限を持つ証明書の管理が複雑化し、サービス停止のリスクが高まる。

推奨される対策

  1. 自動化ツールの活用
    • ACMEプロトコルを導入し、証明書の発行、インストール、更新を自動化。
    • 手動作業によるミスを回避し、管理負担を軽減。
  2. 業務効率化の推進
    • SSL証明書のライフサイクル管理を見直し、自動化に対応できる環境を構築する。

今後の対応

GMOグローバルサインを含む各ベンダーが、ACME対応のSSL証明書を提供。最新の情報や導入方法については、各ベンダーや業界フォーラムからのアナウンスを随時確認してください。

証明書の有効期限短縮はセキュリティ向上の一環として不可避の流れですが、自動化ツールを活用することで効率的かつ安全な運用が可能になります。

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FAQ(よくある質問)🧾🔐

Q1. SSL/TLS証明書の有効期限は本当に短くなるの?🧐

はい。ブラウザ/CA業界のルール(CA/Browser Forumの決定)により、段階的に短縮されていきます。最終的には 最大47日 になります。


Q2. 47日になるのはいつから?📅

段階的短縮の最終段階で、2029年3月15日以降 に発行される証明書から「最大47日」が適用されます。


Q3. 途中の段階(200日・100日)はいつから?⏳

ざっくり「3段階で短縮」されます。

  • 〜2026/3/15:最大398日
  • 2026/3/15〜:最大200日
  • 2027/3/15〜:最大100日
  • 2029/3/15〜:最大47日

(※日付は「その日以降に発行された証明書」が対象、という理解が安全です)


Q4. なんで短くするの?メリットは?🤔

主な狙いは セキュリティ強化 です。
期限を短くすると、万が一の漏えい・設定ミス・古いアルゴリズム問題などの影響期間が短くなります。


Q5. 何が困る?現場の影響は?💥

一番の影響は 更新回数が激増 することです。

  • 手動更新だと更新漏れが起きやすい
  • 休日/夜間の更新作業が増える
  • 証明書切れ=サイト停止につながる

👉 結論:自動化・監視が必須寄りになります。


Q6. 自動更新ってどうやるの?🔁

代表例は ACME(Let’s Encrypt系の仕組み)です。

  • Linux:certbot / acme.sh
  • Windows/IIS:win-acme
  • Kubernetes:cert-manager

環境に合わせて「更新→反映(reload/restart)」まで自動化するのがポイントです。


Q7. ACMEが使えない環境はどうする?🧱

次の選択肢があります。

  • 証明書ベンダーの API更新(対応していれば強い)
  • クラウドの マネージド証明書(例:CDNやLB側で管理)
  • 更新作業を 運用フロー化+監視強化(最後の手段)

Q8. DCV(ドメイン認証)ってなに?🌐

証明書を発行する前に「このドメインを管理しているのはあなたですか?」を確認する仕組みです。
DNS/HTTPファイル配置などで行われます。


Q9. DCVの再利用期間が短縮されるってどういう意味?🧩

「前に認証したから、しばらく同じ認証を使い回せる」という猶予が短くなります。
最終的に 10日 になるので、DNSやHTTP認証を自動化していないと発行が間に合わないケースが増えます。


Q10. 期限切れを防ぐには何からやるべき?✅

おすすめはこの順番です。

  1. 証明書の棚卸(どのFQDNがどこにあるか)
  2. 期限監視(30日/14日/7日でアラート)
  3. 自動更新の方式を決める(ACME / API / マネージド)
  4. 更新後の反映(LB/IIS/Nginxのreload)まで自動化

Q11. 更新したのに反映されないのはなぜ?😇

ありがち原因はこれです。

  • LB(ロードバランサ)側の証明書を更新してない
  • 中間証明書チェーンが欠けている
  • サービスの再起動/リロードをしていない
  • 古い証明書が別パスに残って参照されている

Q12. “47日”になったら手動更新は無理?🫠

台数やドメイン数が少ないならギリ回せますが、
複数サイト/複数サーバがあるなら 事故率が上がるので自動化推奨です。

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