立川にあるハードオフのジャンクコーナで掘り出し物を見つけました!
それが「ゲームキューブ」でお値段がなんと1100円!
速攻で確保して、電源が入るかだけお店で確認させてもらい購入しました。
状態確認
ぱっとみ、めちゃめちゃ汚いですがw 外観に割れや欠けもなく良好な状態
コントローラの差し込み口が茶色くなっているのだけが気になりますね。
フタをオープンすると埃まみれw
こりゃ中はもっとやばいのが出てきそうと容易に想像がつく
あまりに汚すぎて開閉ボタンを押したきり戻ってこないw
動作確認
とりあえず、今の状態でゲームが読み込むのかをチェックする
※普通は軽く埃はとりますけどね。
蓋が閉まらないので指で押さえてっw
結論、ゲームが読み込みやがった。
ただ汚いだけのGCということがわかったのでラッキーな買い物でした。
コントローラーのソケット側もとりあえずは問題なさそう。
複数プレイ用のゲームを今は持っていないので、ひとまずここまで。
分解/メンテ
ゲームが難なく読み込んでしまいましたので、修理は特に不要そうと判断。
ここからは、とにかく汚いこいつのメンテナンスをしたいと思います。
※これで読み込まなくなったりして
まずは、裏側のネジを4本はずします。
このとき、ネジは星形の特殊ネジというのと。
とにかく奥深くにネジが隠れているのでアクセスしやすい長めの特殊ドライバーを使用してください。(ネジ無くすなよー)
ネジを外し終えると、簡単にカバーが取れます。
めちゃめちゃきたねぇ!!!!
それと、背面のパネルも簡単に取れますので、取ったら速攻水洗い場行き
さてここからが、本格的な分解になります。
GCの大まかな構成は、上層部のディスクドライブと下層部の基盤部で分解できます。
まずは、Fanから外していきます。
ネジは2本
ネジを外すとコードがつながっているので、赤黒のコネクタだけ外しておきましょう。
次に、上層部と下層部を分け外すためのネジはずしをします。
上辺部はネジ4本、左辺部はネジ3本、右辺部はネジ4本と下辺部は細長いネジが4本で構成されています。
下層部分解(マザボ・電源基盤)
ネジを外すと、上層部と下層部でパッカリはずれると思います。
はずすと、マザーボードが見えるかと思います。
基盤部には大きいヒートシンクがあります。
ここに、CPUなどの重要なチップ群が備わっています。
外すにはめちゃめちゃ力が必要なのと、ちょっとしたコツがいります。
ちなみに外すと、放熱シートが破けるので事前に新しい放熱シートを購入しておくことをお勧めします。
さらに、奥深くへ潜るには、ヒートシンク上のネジをはずします。
外すと、ちょっと硬いですが真っ直ぐ上に引き上げるようにして持ち上げればはずれます。
これは、基盤裏面にスーファミのようなコネクタが付いているためです。
基盤を外すとこんな感じ。(青四角箇所がさっき行った、コネクタ)
さらに、ネジを4本はずします。
すると、GCの電源基盤にたどり着きます。(感電注意)
さっきはずした、Fanについていたコードもここからでています。
ACアダプタからの電気は一旦ここを通って各パーツへと電気が供給されるようですね。
ここまで外せば、ひとまず下層部の分解はひと段落。
洗浄するなり磨くなりしてください。
上層部分解(ディスクドライブ)
次に、上層部としてはずしたドライブの裏面をみると、ネジが5本ついています。
これらをはずします。
あざらし
アルミ枠が外れると、ディスクドライブの制御基盤が出てきます。
ネジを外す前に、上辺部のリボンを外しておきましょう。(下辺部のリボンは外さなくても平気です。)
リボンが外れたら、ネジを4本外します。
基盤のネジを外すと、アルミフレームに到着します。
これは簡単に外れるので、ケーブルなどに引っ掛けて切らないように注意してください。
ドライブ部分はこれ以上の分解はお勧めしません。
理由としてはレンズを傷つけたりする可能性があるからです。
レンズパーツの交換がない限りはここまでとして、埃を取って戻した方が無難と言えます。
念の為、外し方をお知らせしておきますと。
ディスクドライブは、ゴムパッキンと支柱で固定されているだけですので、
ちょっと左右に押すと揺れる仕組みになっています。
その、ずれる範囲を利用して
思いっきり左にずらしてあげます。
すると、引っ掛かりになっている箇所がはずれますので、後は上部にゆっくり引き上げてください。
意外と硬いので「ガッコン!」と勢いよく外れる場合があります。
ケース(フタ)
最後に、ケースのふた部分です。
ここではネジが3種類あって、それぞれ用途が違うので、必ずわかるように仕分けておきましょう。
ここは大して大変ではないのですが、一点だけ大変だったのが、、、フタの稼働部のバネを戻すときです。
バネをフタの方に潜り込ませてから最後にギアカバーを閉めて、ネジを閉めるのにかなり時間を要しました。
この箇所を外す時は、形をしっかり覚えてからにした方がよいです!
必要工具
まずは、これがないと外装ケースが外れないので必ず必要です。
普通のドライバーがあれば不要ですが、プラスチック製のこじ開け具やピンセットはあった方が何かと便利です。
最後に
基本的な分解手順は以上です。
ただ、ゲームキューブもかなり古いレトロゲームですので、交換パーツなどが販売されていないことが多いです。さらに世に出回っている数も少ないのか、かなり高額で取引されています。
分解によってこわれた場合は、もう一台探して買うしかないのでかなり慎重に行ってください。
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