レトロフリークで暗号化の解除方法が分かりにくい記事ばかりなので
イラスト付きで、初心者でも分かりやすく解説します!
あざらしです
こんにちは
retrofdでは「手順がまばらで分かりにくい記事が多い」「未暗号ROMがどのタイミングで作成されるかが分からない」といった記事が見受けられます。
そこで、私が動作確認をし検証した結果をお伝えします!
また、その中で気づいた問題点も最後にお伝えします。
前提条件&必要要件
前提条件
Windows環境があること
microSDカードが読み込めるPCであること
必要要件
retoro freak(レトロフリーク) がver.2.7であること
microSDカード(タイプSDHC)16Gbytまたは32Gbytがあること
事前準備
実際の作業に入る前に、必要なツールのダウンロードだけ実施しましょう!
retrofd ダウンロード
以下のサイトからダウンロードして解凍しておきましょう
1.microSDが16Gbytの場合は[retrofd_v1.0_8GB.zip]を選択する
2.microSDが32Gbytの場合は[retrofd_v1.0_16GB.zip]を選択する
Win32 Disk Imager ダウンロード
以下のサイトからダウンロードして解凍しておきましょう
1.ダウンロードファイル一覧をクリックする
2.[Win32DiskImager-1.0.0-binary.zip]をクリックしてダウンロードする
terapadダウンロード&インストール
以下のサイトからダウンロードしてインストールまで完了しておきましょう
1.[窓の杜からダウンロード↓]をクリックする
2.画面が遷移して、自動的にダウンロードされるのを待つ
3.ダウンロードフォルダにあるZIPファイルを解凍し、[tpad109.exe]を起動し、以下の流れでインストールを完了する
Rom Checkerダウンロード
以下のサイトからダウンロードして解凍しておきましょう
1.ダウンロードをクリックする
retrofdをインストール
ここからがretrofdをSDカードに書き込む手順です。
microSDにretrofdをインストール
1.Win32DiskImager.exeを起動する
2.フォルダを選択し、ダウンロードしたretrofdから「rfd.img」を選択する
3.SDカードが刺さっているドライブを確認する
4.ドライブに間違いがなければ[Write]をクリックする(ワーニングが出るが[Yes]をクリックする)
5.インストールが完了するとSuccessfulが表示するので[OK]をクリックする
6.SDカードの容量が半分になっていることを確認する
設定ファイル書き換え
1.TeraPadで[rerotd.cfg]ファイルを開き、下記のように書き換える
※retrofdの機能を有効にする
RF_LOGCD=no
↓
RF_LOGCD=yes
2.TeraPadで[rfd_logcd.sh]ファイルを開き、元々の記入されているやつを全て削除し、下記コードをコピーし新たに貼り付ける
#!/sbin/busybox sh
while ! busybox grep "/mnt/external_sd" /proc/mounts > /dev/null
do
busybox sleep 1
done
#busybox sleep 1
# copy log files(/mnt/ram/log/*) to SD(/retrofd/log) if new ones exist
srcd=/mnt/ram
dstd=/mnt/external_sd/retrofd/log
while : ;
do
busybox find $srcd -maxdepth 1 -type f | busybox sed -e 's/.*\///' | while read logfile
do
[ -f "$dstd/$logfile" ] || busybox sleep 5 && busybox cp "$srcd/$logfile" $dstd/
done
busybox sleep 1
done
以上で全ての準備が完了!!
ROMの吸出し方法
ここからが、ROMの吸い出し手順です
retrofdでのROM吸出しタイミング【解説】
retrofdでは”ゲームソフト”からとすでに”暗号化されたROM”からでも未暗号化ROMを作成することができます。
また未暗号ROMが、どのタイミングで作成されるかが不明でしたが、
調査したところ2つのパターンで作成されることがわかった
パターン①.ゲームソフトからSDカードにインストールされた時
パターン②.既にある暗号化されたROMから暗号ROMがロードされた時(ゲームを起動した時ではない!)
※既にある暗号化されたROMからも未暗号ROMは作成できます
ROMの吸出し 開始
パターン① ゲームソフトから未暗号ROMを作成する
※電源入れる前にSDカードを入れておくこと
1.電源を起動すると、retrofdが待機状態になる
2.ゲームソフトをレトロフリークに差し込むと、SDカードにインストールするか聞かれるのでインストールするを選ぶ。
そのタイミングで未暗号ROMがコピーされる
パターン② 暗号化ROMから未暗号ROMを作成する
※電源入れる前にSDカードを入れておくこと
1.電源を起動すると、retrofdが待機状態になる
2.すでに持っている暗号ROMを選択するとROMがロードされる。
そのタイミングで複合化される
3.複合化されると未暗号ROMがコピーされる
吸い出したROMのチェックサムを確認する
吸い出した未暗号化のROMを[ROM Checker]にドラッグ&ドロップする
チェックサムが一致したならうまく吸出しOK
注意点!(最後に必ずみてください)
retrofdでは「未暗号ROMがどのタイミングで作成されるかが分からない」といった記事が見受けられます。
そこで、私が動作確認をし検証した結果をお伝えします!
また、その中で気づいた問題点もお伝えします。
コメント
ログファイルが作成されるタイミングは、カートリッジを読み込んだり、ROMファイルを読み込んだ時に作成され、dump.拡張子として上書きされる仕様です。
dump.拡張子 で作成されるのは仕様なんですね。ありがとうございます。
そのあとにdump.拡張子 →ゲーム名.拡張子になるんですかね?
この辺りの変換に時間がかかると、複合化するゲームの起動やカセットからの起動が早すぎると上書きされてしまって
複合されたデーターがなかなか作成されないんでしょうね。